千葉県小学校教諭 教師が「話しすぎない」ことで生まれる学びの連鎖 国語フォーマンセル

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■ 授業改善への挑戦:なぜ「つなぐ」授業を目指したのか

多くの先生が悩む「教師が話しすぎてしまう」という課題。私も授業動画を振り返る中で、子供たちの意見を拾うだけでなく、それらをどう「つなぎ」、深い学びへ導くかに向き合いました。
単なる「発表会」で終わらせず、一人では到達できない多様な見方や「納得解」をクラス全員で作り上げる。そんな授業を目指して、国語フォーマンセルでの実践を開始しました。

■ 実践のポイント:問いかけを「変える」

これまでは、ある子の発言に対して教師が「次は〇〇さん、どう思う?」と、別の視点へパスを出してしまいがちでした。今回はそこを意識的に変え、一つの意見をクラス全員で吟味する仕掛けを取り入れました。

  • Before: 「〇〇さんはどう思う?」(点と点の発表)
  • After: 「今の〇〇さんの考え、わかるかな?」「今の発言を言い換えると?」(意見の深掘りと共有)
  • 具体的な変化は、ある児童(けいくん)の姿に現れました。
  • 【授業での一幕:説明文の読解】
  • 自分の考えを曲げることが難しかったけいくんが、題名に着目した自論を展開しました。そこで教師が「今の考え、どうかな?」と全体に投げかけると、他の子から「気持ちはわかるけど、本文のここを見ると……」と補足の意見が出ました。

■ 振り返りとこれからの展望

  • 年度末の多忙な時期ではありましたが、フォーマンセルでの伴走があったからこそ、子供の小さな変容を見取ることができました。
  • 理想は、「教師が間に入らなくても、子供たちが自ら考えをつなげ、深めていける授業」です。今回の学びを糧に、今後も「子供に委ねる勇気」を持って、研究を続けていきたいと思います。
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