算数|3年生|円と球

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子どもたちと愉しむ算数授業

 チーム算数で議論していることは「脱教師主導」である。
児童中心となる算数授業とはどのようなものか?多くを話し合った。
私が大切にしている

「子どもたちと愉しむ算数授業」と「脱教師主導」

2つの考えをつなげ、プレゼンを作成していった。

私の教材研究方法

 今回は3年生「円と球」の単元の実践を発表した。
 教科書会社2社と東洋館出版「板書計画シリーズ」を教材研究し、授業・単元計画を作成した。
 私がこの方法で教材研究する理由は、教科書会社・出版会社によって教科書の文言・数に共通点や違う点があり、その共通点、違いの理由を考えることが、「愉しい算数授業」「脱教師主導」につながると考えているからである。

 A社、B社は共に「玉入れゲームをしよう」からスタートする。
 A社は「カゴからの距離がみんな同じになるには、どんな並び方をすれば良いですか」「おはじきやブロックを置いて考えよう」とカゴという中心と点を意識した流れになっていた。
 一方、B社は「どんな線だったら中心からの距離が等しくなりますか」という中心と線を意識した流れであった。円の定義は、「ある定点から等距離にある点の集まり」である。定義をより意識できるのはどちらの方か比較し、授業展開を考える事ができる点が3つの教科書・指導書を教材研究する良さであると考える。
 また、共通していたとしても、あえて数字を変更する事にも自信を持って行う事ができる。どの会社も10人や12人という多い人数からスタートする。しかし、

私は4人という少ない人数で

「玉入れゲームをしよう」と問題を提示した。

教材研究から見えてきた「4人」とは?

 初めは円という物を意識していなかった子どもたちが、ボールを置いていく事で、「ある定点から等距離にある点の集まり」という円の定義をより意識する事ができること、そして「キレイな円ができた」という感動を子どもたちから引き出しやすいと考えたからである。

 実際、4人で玉入れゲームを行った時は、正方形の頂点を意識したボールの置き方をし、8人に増やした時も正方形の頂点の間に新しいボールを置いていった。「子どもは正方形の頂点の間に置きたがるのではないか?」という子どもの思考を予想し、問題を提示した結果、子どもたちは自然と自ら動き出し、「キレイな円ができた」という言葉を引き出す事ができたのであった。

フィードバックから見えてきたこと

 課題ももちろんあった授業であった。特に「キレイな円ができた」という子どもの言葉に対し、「なぜキレイな円ができたのかな?」や「何に意識をしたらできたのかな?」という「円の中心から等距離」という大事な点を押さえる事がその時間にはできなかった。この課題もプレゼン発表を行い、指摘されたことで気づいた点である。

 授業てらすのメンバーは21時30分から週1回会議を行なっている。その熱量に驚き、そして尊敬もしている。「働き方改革」が話題となるだからこそ「授業づくり」にもっと熱を入れるべきという考えを改めて持つことができた授業てらすに感謝している。

授業てらす チーム算数 マサト

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