皆さん、こんにちは!チーム算数のなおです。10月で、8月末から始まった算数のフォーマンセルが終了したので、自分自身の学び、そして子どもと自分の変容について整理したいと思い、投稿させていただきます。
目次
- 1、フォーマンセル開始時の子どもと自分
- 2、フォーマンセル開始!
- 3、フォーマンセル中
- 4、フォーマンセル後の子どもと自分
- 5、今後に向けて
1、フォーマンセル開始時の子どもと自分
私は、今年は授業テラスのチーム算数に所属していて、6月から授業伴走をしていただいています。その中で、脱教師主導の授業作りについて学んできましたが、それでも中々思うような授業ができずにいました。
子どもたちは、4月に比べると、友達と対話しながら学び合う姿が増えてきたり、発言できる子が増えてきたりしていました。それでも、上位の子だけで授業が進んでいることが多く、下位の子たちはただその場にいるだけ状態。ペアでの対話も教師にやらされているような形になってしまっていて、子どもの「したい」が少ない授業ばかりでした。
私自身も、授業伴走をしていただいてはいましたが、まだ算数の授業に自信は持てず、毎日「今日は大丈夫かな?」と不安でいっぱいでした。授業が始まると、子どもたちにたくさん喋らせたい!と思いつつ、自分の予想外の発言があると、どうしていいかわからなくて、焦ってしまって、必要以上に教師が喋りすぎてしまったり、このタイミングでない時にペアでの対話を促したり、、、。
きっと、今思うと、子どもも私も算数の授業が楽しいものではなかったのではないかと思います。
2、フォーマンセル開始!
そして、8月16日(日)フォーマンセル募集締め切りの日。申し込もうか、ギリギリまで迷っていました。きっとフォーマンセルに申し込めば、授業は変わるはず!でも、毎週1回のミーティングを今の自分の状況でやっていけるのか。申し込んで、他の参加者に迷惑をかけたくない、そんな思いもありました。しかし、やっぱり自分は授業力を上げたい!成長の近道をしたい!と思い、ギリギリで申し込みました。
8月31日(日)に、サトシさん、しおさん、kazuさん、と私の4人でフォーマンセルが始まりました!最初に、今の現状と目標(フォーマンセルが終わった時にどうなっていたいか)を共有しました。
子供たちの姿→上位の子も下位の子も関係なく、子どもが主体的に授業に参加している
私の姿→算数の授業をするのが楽しくなっている
を目標に、フォーマンセルを開始しました!
3、フォーマンセル中
フォーマンセルでは、授業の動画を事前に視聴して改善点等を話し合います。私は、4年生の「垂直と平行の作図」と「式と計算〜工夫して計算しよう」の授業を見ていただき、アドバイスをもらいました。その中で、学んだことは大きく3点です。
①「〜したい」を生み出す問題設定
算数の授業は、やはり授業の導入でいかに子どものしたいを生み出せるかが大事であると学びました。「作図をしたい」「計算の工夫をしたい」そう思えるような問題作りや、問題提示の仕方、また子どもへの問いかけの工夫が必要です。その中で、子どもの立場を明確にすることも大切であることを学びました。立場を明確にする→ズレ→どっち?のように子どものズレを作るような問題もしたいを生み出せるのかなと思います。(まだまだ勉強中)
②想定の声を広げる教材研究
自分はここが足りていませんでした。自分が考えた流れにならないと焦ってしまって教師主導になってしまいがちでした。「この発問をすると、どんな反応が来るか」を多く予想することで、どんなパターンにも対応できるようになります。また、「どこでつまずきそうか」を考えておくことも重要です。
「ここでつまずきそう」→「こんな発問をすればいいかな」のような、イメージをしておくことの大事さを学びました。
ただ、どれだけ想定しても、時には想定外の発言はあります。その時に、無理やり自分の流れに戻そうとするのではなく、その考えを一度子供に返してみることも大切であることも知りました。その考えを学級全体で考えることで、学級集団作りにも活かしていけることを学びました。
③聞く力の育成
ここが、自分のクラスの子どもたちに足りていない部分でした。昨年度の今のクラスでは、個別学習がメインで、学級全体で話し合う・聞き合うことがあまりなかったみたいでした。ですので、自分の考えを伝える、友達の考えを聞く経験が不足していました。
今回のフォーマンセルでは、「復唱」「問い返し」「続きは?」について学びました。復唱するためには、発表した人の話を聞いていないといけない。発表した後に、「それってどういうこと?」「続きは?」と聞かれると、自分の頭で考えないといけなくなります。これまで教師が説明していた部分を、子どもたちに考えさせ、それを教師がつないでいく。そのためにも、子どもたちの聞く力の育成は脱教師主導の授業をしていく上では、土台となる部分なのかなと思います。
4、フォーマンセル後の子どもと自分
まず、子どもの変容についてです。聞く力の育成を行ってきたことで、自分の言葉で説明しようとする姿が増えてきたように思います。また、授業中のリアクションが増えてきて、子どもたち笑顔が増えてきました!特に、最近の算数では、面積の授業で班ごとに考える時間を取り入れてみました。班の中で誰が当たっても発表できるように班の中で話し合いをしていたことで、低位の子がみんなの前で発表でき、クラス全員で学び合うこともできてきました。「算数の授業あっという間だった〜」という声をよく聞くようになり、それくらいみんな自分ごとして参加できているのかなと思います。
次に、私教師の変容です。まず、授業中に焦ることが減ってきました。というのも、「自分が考えた授業案通りにいかないことが当たり前」というマインドを持つことができたからだと思います。これも面積の授業ですが、面積と横の長さがわかっているときの縦の長さを求める問題で、「これは簡単かな〜」と思いきや、「◻︎を使った計算を誰も覚えていない!」状況でした。きっと前の自分だったら、その日自分が考えた授業案通りに進めていましたが、クラスの半数以上が覚えてなかったので、3年生の教科書に戻り、復習をみっちりとやりました。この判断ができたのは、このフォーマンセルで学んだ成果だなと感じています。そして、何より算数の授業が楽しくなってきました。「今日は子どもがどんな考えを出してくるんだろう」と前までは、心配だった子どもの考えが今は楽しみに思えています。
5、今後に向けて
今後は、12月に校内での公開授業を自分から研修部の先生にお願いしたので、そこが一つの区切りになります。チーム算数での授業伴走、フォーマンセルでの学びを活かして、子ども主体の授業をできるように学び続けていきます!
そして、フォーマンセルをやろうか迷っている人へ!
フォーマンセルは、自分の授業を見てもらうだけでなく、他の参加者の授業を見て学ぶことができるのも、このフォーマンセルの魅力だと思います。学年が違ったり、同じ学年でも教科書が違ったりすると、また授業が変わってくるので、引き出しを増やすことができます!入って損はないです!
今回、たくさんアドバイスをいただいたサトシさんをはじめ、一緒に学んでくれたしおさん、kazuさん、本当にありがとうございました!
