二重跳び コツ|跳べない子も跳べるようになる指導のステップ
二重跳び コツを子どもに伝えたくても、「感覚的なことしか教えられない」「できる子とできない子の差が大きい」と悩む先生は多いものです。この記事では、二重跳びが跳べるようになるまでの練習ステップと、体育の授業でそのまま使える声かけを紹介します。
二重跳びが跳べない原因、跳べるようになるまでの練習ステップ、授業ですぐ使える声かけ、つまずきタイプ別の対応、練習頻度の目安を解説します。
二重跳びが跳べない子に共通する原因
二重跳びは「高く跳ぶ」「速く縄を回す」の両方を同時に行う必要があるため、どちらか一方だけができていても成功しません。多くの場合、ジャンプの高さが足りない、縄を回すスピードが遅い、着地のタイミングと縄のタイミングがずれている、のいずれかが原因です。
まずはどこでつまずいているのかを見極めることが、的確な指導の第一歩になります。動画で撮って一緒に見返すと、本人も課題に気づきやすくなります。
体育の授業だけでなく、休み時間や体育館解放の時間を使って自主的に練習できる環境を整えることも、上達を後押しします。友達同士で回数を数え合ったり、動画を撮って一緒に確認したりする時間を設けると、教師が一人ひとりに付きっきりにならなくても、子どもたち同士で学び合う雰囲気が生まれます。
跳べるようになるまでの4ステップ
授業ですぐ使える声かけチェックリスト
感覚的な動きだからこそ、言葉での声かけが上達のきっかけになります。
つまずきタイプ別の対応
練習の頻度と道具の工夫
毎日5分程度の短時間練習を続ける方が、週1回まとめて長く練習するよりも上達しやすい傾向があります。体育の授業だけでなく、休み時間に少し練習できる時間を確保すると効果的です。
二重跳びにはビニール製の軽い縄が向いています。長さは両足で縄の真ん中を踏んだときに持ち手が脇の下からわき腹あたりにくる長さを目安に調整しましょう。
学年による指導の違い
二重跳びの指導は、学年によって重視するポイントを変えると無理なく取り組めます。低学年ではまだ前跳びの連続跳びも安定していないことが多いため、二重跳びを急がず、まずは前跳びを10回以上連続で跳べることを目標にします。
中学年になると手首を使った縄回しができるようになる子が増えてくるため、座って縄を速く回す練習や、その場で跳びながら縄を1回転させる練習を取り入れると効果的です。高学年では個人差が大きくなるため、できる子には連続回数の記録、苦手な子には基礎ステップに戻るなど、一斉指導と個別対応を組み合わせるとクラス全体の意欲を保ちやすくなります。
跳べるようになった後の発展練習
二重跳びが1回跳べるようになったら、次は連続回数を伸ばす段階に進みます。最初は3回、5回と少しずつ目標を上げ、記録カードに毎回の最高回数を記入させると、子ども自身が成長を実感しやすくなります。
連続跳びが安定してきたら、あや跳びや交差跳びと組み合わせた二重あや跳びなど、次の技への挑戦にもつなげられます。技の種類を一覧にした「なわとび級表」を教室に掲示しておくと、子どもたちが自分のペースで次の目標を選べるようになります。
学年・実態別の練習アレンジ
つまずきパターン別チェックリスト
よくある質問
Q. 二重跳びはどのくらいの練習期間でできるようになりますか?
A. 個人差はありますが、毎日5分程度の練習を2〜4週間続けると、1回は跳べるようになる子が多いです。
Q. クラス全体で指導する場合、どう時間を使えばいいですか?
A. 準備運動の時間に3〜5分、高跳び・縄回しなどの基礎練習を組み込むと、体育の授業時間を圧迫せずに続けられます。
Q. できる子とできない子の差が大きい場合はどうすればいいですか?
A. できる子には回数記録や連続跳びの目標を持たせ、できない子には基礎ステップに戻って個別に声をかけると、どちらも意欲を保ちやすくなります。
Q. 縄跳び記録会の前に短期間で伸ばすコツはありますか?
A. 新しい技よりも、今できていることの安定した連続回数を伸ばす練習に絞ると、本番で結果が出やすくなります。
Q. 体育が苦手な子への配慮はどうすればいいですか?
A. 二重跳びができなくても、縄を回す・跳ぶという基本動作ができていれば十分と伝え、比較ではなく本人の成長を評価する声かけを心がけましょう。
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