TAKA(国語チームリーダー)

授業てらすで学びはじめたきっかけとは

学校の授業は退屈な時間。それが、高校を卒業する時点での私の授業に対する率直な気持ちでした。そして、大学についても「とりあえず将来の仕事に役立つものを」と思い、英語が学べる学校に入学しました。そこに、高校時点での主体的な選択はほとんどなかったように思います。

しかし、大学1年の時、カリキュラムの都合で偶然受けた国語の講義。この講義に私は圧倒されることになります。こんなに深くて面白い世界があったのだと感動しました。あまりに没頭して、遂にはそのままストレートで大学院に進学することになります。

だからこそ、私は小学校の教員になることを選択した時も、「深い研究の世界と小学校の実践の場をつなげられる教師になりたい」という一心でした。大学院までに学んだことを実践できることにワクワクしていました。高校時代に主体性が無かったのとは全く逆、私は高い志を持っていたように思います。

ところが、いざ学校で働きはじめると現場は多忙で、教師が授業について本気で語り、学び合う機会などほとんどありませんでした。隣のクラスがどんな授業をしているのかもよくわからない状態です。しかも、時代はコロナ渦。学びの場は周囲にもほとんどありませんでした。私はほとんど自分の未来に絶望していました。

そんな時、私が出会ったのがオンライン研修プラットフォームの「授業てらす」でした。授業てらすは全国の先生がオンラインでつながり,授業について語り合う場です。そこでは年齢に関係なく授業について議論し,公開し,磨き合うことが可能です。私が求めていた学びの場はオンラインという新しいかたちの場で実現されたのです。今は,その授業てらすの国語部のリーダーとして,国語について一緒に学び合う場を創ることに全力を尽くしています。

なぜ、授業てらすの運営をしているのか

私が授業てらすの運営に携わる理由は、二つあります。
一つ目は自分に見えていない世界を知りたかったからです。普段、現場で働いていると、学校の外の社会の様子は見えてきません。自分が常識だと思っているフレームで子どもを指導してしまいます。しかし、そうした教師のフレームによって、子どもたちの可能性は摘み取られているように感じます。自分の固定観念に固執するのではなく、もっと広い世界から教育について考えられるような人間になりたい。授業てらすは、既存の職員室とは違って、年齢や地域に関係なく、新しい教師の学びの場を構想しています。私の目指すものが授業てらすの運営に携わることで見えてくると思い、日々活動に取り組んでいます。

二つ目は、日本全国の教師や子どものために貢献できるような人間に成長したかったからです。私が日々の実践をどんなに積み重ねても、変えられるのは自分の所属する学校の子どもたちだけです。しかし、現在学校現場が抱えている問題は、私一人の個人の力ではどうすることもできません。だからこそ、教育の仕組みを構造的に転換し、全国の教室をHAPPYにするという理念を掲げる授業てらすに参画したいという想いが強くなりました。授業てらすで国語部のリーダーを務めていると、多くの先生が「明日からの授業が楽しみになってきた」と話してくれます。全国の先生や子供たちのために役立っていると思うと、本当に心から嬉しい気持ちになります。このようにして、子どもも教師も希望を持てるような学校をつくりたいという想いを持ち、授業てらすに参画しています。


授業てらすで学べる子ども主体の国語授業とは

「国語の授業は何を教えたらよいか分からない」と言われます。言葉はあまりにも身近で、教師にとって教える素材に見えないからです。しかし、大切なのは教師が教える授業観を捨て、子どもが言葉に対する自覚が高まっていくような授業を構想していくことです。いわば,子供の学びの姿を見出す国語授業実践です。ただし,そのためには,一つ一つの教材が持つ価値を教師が見えるようになっている必要があります。教材が見えていなければ,子供たちがどんなところに立ち止まり,学ぼうとしているか見えてこないからです。しかし,既存の国語授業についての書籍の多くは指導法などのハウツーに偏っています。教材価値が見えるようになるために大切なことを学べるものはごくわずかです。ですが,私は大学院での学びの経験を活かし,皆さんに国語の深い教材研究の在り方を伝えることができます。授業てらすの国語部に入ったら,教師にとって本質的なことが学べます。ぜひ,国語部で共に学びましょう!

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