しお先生(栃木県)
「きまりを教えるのではなく、きまりに出会わせる授業へ。」
授業が上手くなりたくて、授業てらすに入る前からいろいろな研究会やセミナーに参加していました。ただ、今振り返ると、考えていたのはいつも「教師がどう教えるか」だったと思います。
入会前の自分
- 発問や指示、授業の流れを「きれいにつくる」ことを大事にしていた
- 子どもの考えを生かすより、教師が考えたゴールにどう近づけるかを考えていた
- 研究会やセミナーで学んでも、授業の主語は「教師」のままだった
入会のきっかけ
もっと授業について深く考えたい。いろいろな先生の授業観や実践に触れたい。そして、全国の先生と継続して学べることに魅力を感じて、授業てらすに入会しました。
授業てらすでの学び
実際の授業を話し合う
セミナーを聞くだけでなく、算数チームで教材の見方、子どもの考えの扱い方、教師がいつ介入するかを具体的に考えた。
形だけでは深まらない
尾﨑先生のセミナーで、「めあて・まとめ・振り返り」の形を整えるだけでは深い学びにはならない、という話が心に残った。
子どもの「問い」から考える
「何を教えるか」だけでなく、「子どもがどこで引っかかるか」「どこで問いをもつか」を考えて授業をつくるようになった。
自分の授業の変化
教師が教える授業から、子どもが考えたり発見したりする授業を意識するようになりました。
たとえば2年生のたし算のきまりでは、最初から交換法則を教えるのではなく、子どもが計算する中で「式が違うのに、答えが同じなのはなぜ?」という問いが生まれるように教材を考えました。
授業中も、正解の発言だけを見るのではなく、子どものつぶやきや間違い、考えのズレを見るようになりました。
友達とのズレ
「○○さんと違う」から、考えを比べる話し合いが始まる。
予想とのズレ
「本当に?」という驚きが、確かめたい気持ちにつながる。
既習とのズレ
「前のやり方が使えない」が、新しい学びの入り口になる。
教師がすぐにまとめるのではなく、子ども同士の考えをつなぐことも意識しています。
子どもたちの変化
😐 以前
先生に答えを求めることが多く、授業は先生と子どものやり取りが中心。
😊 今
友達の考えに反応する姿が増え、子ども同士で授業が進む場面が少しずつ増えてきた。
「分からない」で終わらず、「ここまでは分かるけど、ここが分からない」と話せる子も増えてきました。
今の学び方
今も授業てらすのセミナーや教科チームで学んでいます。自分の実践も出して、ほかの先生から意見をもらうようにしています。
学ぶ → クラスで試す → 子どもの反応を見る → また考える
これからの目標
- 教師が上手く教えた授業より、子どもが本気で考えた授業をつくりたい
- 「分かった」で終わらず、「じゃあこれは?」「もっとやりたい」と問いが続く授業にしたい
- 教材を見る力と、子どもを見る力をもっと高めていきたい
「教える授業」から、
子どもが本気で考える授業へ。
※この記事は、授業てらす参加者の実体験をもとに構成しています。

